こんにちは！しましまです！
今回はFIREまでの道のりについてのお話です。
夢にまで見たFIRE生活。だけど、“いったい何から始めたらよいのか‥わからない”という方も多いのではないでしょうか。FIREするためには、とにかくお金を貯めなければ！と考えがちですが、ただ貯めるだけの生活は、長続きしないものです。できることなら、FIREまでの道のりも楽しく進みたいものですよね。
そこで、今回はFIREまでのステップ【前編】を紹介します。
リタイア後に必要な金額を知る
FIREとは、自身のライフプランと考えても差し支えありません。好きなことをしていたい！自由に生きたい！それがFIREを目指す多くの方の最終目標だと著者は考えています。そのためには生活に困らないお金が必要になります。
では、そのお金は、いったいどのくらいなのでしょうか？100万円？それとも500万円？人によって住む場所も生活スタイルも違いますので、必要なお金が違うのも当然ですね。また、労働時間を減らしたいと考えているのか、完全に会社をやめて悠々自適に暮らしたいと考えているのかによっても変わります。
まずは、ご自身がどれくらいの生活費で送っているのかを把握し、そこからFIREに必要な金額を設定していくことが大切です。一般的に、年間生活費の25倍の資産を準備するのが望ましいと言われているので、金額の参考にしてみてはいかがでしょうか。
計算式にすると…
年間の生活費 × 25倍 ＝ 目標金額
で算出することができます。ケガや病気といった突然の出費も考えられるので、この計算式は、あくまで目安として捉えておく必要はあります。
ちなみに著者は、年間180万もあれば充分に生活していくことがわかっているので、180万×25倍＝4500万を準備し、利回り4%で運用利益を得れば、FIRE生活が可能です。
必要な金額を知るまでは、漠然と2億円？いやもっと必要かもと思っていましたが、こうしてみると、人が生きていく上で必要なお金と言うものは案外少ないものだと感じます。
目標金額が決まれば、自ずと次に何をすべきか、必要な課題も見えてくると思いますので、一度、年間の生活費がどの程度かかっているのか整理してみると良いかもしれません。
支出を減らす
節約と言い換えるとぐっと身近に感じる言葉かもしれませんね。
しかし、ここが達成できるかがFIREできる人とそうでない人との分岐点なのだと個人的には思います。
節約と聞くとどうしても無理に出費を抑えて、我慢した生活を送ると思いがちです。著者もはじめはそう思い、「結局は、我慢ってこと？まぁ不自由な生活だな、やっぱFIREって幻想なのかな」と思いましたが、色々な考えを知ると少し視点が変わりました。
それは、節約(支出を減らす)＝無駄なものを減らすということです。
辞書にもありますが、節約とは本来、「無駄をはぶいて，切り詰めること」という意味があるようです。ついつい世間一般のイメージで捉えがちですが、これを聞くと少し納得がいきますね。
著者がお金持ちの特徴について調べたとき、はじめて実感できたのがこの「無駄」というものでした。著者のお金持ちのイメージは、とにかく高級なものが部屋に溢れかえっているものでした。きらびやかな洋服、靴、時計…。
しかし、実際は真逆のものでした、お金持ちの友人やテレビで紹介されているお金持ちの部屋を見た時、そこには、モデルルームのような洗練された無駄のない美しい空間が広がっていました。
逆に自身の周りを見渡すとそこには、モノ、モノ、モノ、とにかくモノで溢れ返っていました。必要のない洋服、書類、雑誌、オブジェクト、お菓子の袋…etc。お金がないものほど、無駄なものを買ってしまっているのだと痛感した瞬間でした。
お金持ちは、必要なものしか買わない。この言葉は、決してケチという意味ではなく、本当に価値のあるものだけが自身を幸せにしてくれるという意味が込められているのだと思います。
みなさんの部屋には、本当に価値のあるものを置いていますか？なんとなく買ってしまい、増え続けるボールペン、セールだからと買い込んだ着ることのない洋服、なんで買ったのかよくわからないオブジェクト…こういったものをなくすだけでも、支出を抑えることに繋がります。
支出を減らすのが難しいと考えている方は、まずは、手間がかからず、できそうなところから、支出を抑えてみてはいかがでしょうか。
まとめ
いかがだったでしょうか。今回は、FIREまでのステップ【前編】について紹介しました。FIREをする上で、必要なお金はいくらなのかについて把握することは、これまでの生活を振り返ることにも繋がりますので、これを機にどんな生活を送りたいのか改めて考えるきっかけになればと思います。
支出を減らすことに関しては、中にはハードルが高いと感じる方もいらしたかもしれません。ですが、無駄なものがなく、好きなものだけに囲まれた生活は、本当にストレスがなく、幸せなのだと著者は経験から感じています。是非、無理のない範囲で挑戦してみてはいかがでしょうか。
次回は、FIREまでのステップ【後編】へと続きます。
この記事が、少しでもみなさんのお役に立てたのなら幸いです。
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