権利日間近!11月の注目銘柄3選

投資

こんにちは!しましまです!

今回は11月の注目銘柄について紹介していきます。

株式投資を始めたばかりの方にとって、どの銘柄を選べばよいか悩む人も多いですよね。

この月は12月配当に向けて準備を進める方や決算を状況をみて優良銘柄を仕込むことが多い時期でありますが、そんな中でも今回は、11月に注目すべき銘柄3つを厳選してみました。

特に11月銘柄は少なく、マイナーなものが多く探すのに苦労するかと思います。

意外とお宝銘柄もありますので、ぜひ、参考にしてください。

1.トーセイ[8923] (不動産業)

注目ポイント

トーセイは、不動産サービス会社であり、東京都区分を中心に6つの事業(不動産再生、不動産開発、不動産賃貸、不動産ファンド・コンサルティング、不動産管理、ホテル)を展開しています。また、2024年に名古屋鉄道と資本業務提携を結び、今後の発展が期待されている企業です。

配当月は、11月のみのため注意が必要です。配当利回りは3.27%、配当性向は30%と11月銘柄の中では優秀といえるでしょう。自己資本比率は33%ですが、不動産銘柄としては妥当な水準と思われます(業界全体としての平均的な自己資本比率は約20%~40%と言われています)。

PER、PBRの値から現在は水準はやや低めから妥当な水準であると考えられるため、割高ではないことが窺えます。

トーセイでは株主優待も常設されており、100株から貰える点は素晴らしいですね。ただし、QUOカードはの贈呈は1年間保有しなければならないため、注意が必要です。

11月銘柄の中では安定感があり、3期連続増配している点を踏まえ、今後も成長が期待できそうです。特に長期保有で考えている方にはオススメの銘柄と言えるでしょう。

リスク要因

11月20日にダルトン・インベストメンツによる保有割合の低下が大量保有報告書から判明しています。保有割合が5.02%から3.72%まで低下しており、今後一時的な株価の変動が予想されます。また、11月一括配当のため、権利後の株価が下落しやすい銘柄である点には注意が必要です。

しましまの銘柄分析

・配当月11月
・配当利回り 3.27%
・配当性向 30.0%
・自己資本比率 33.4%
・PER 9.7
・PBR 1.26
・理論株価:PER基準2,388円 PBR基準 2,349円

・株主優待
3,000円相当のホテル宿泊割引券 100株以上
※自社グループ保有・運営ホテルで利用可
※1年以上2年未満継続保有の株主には
・QUOカード1,000円相当
・2年以上5年未満は同2,000円相当
・5年以上は同3,000円相当を追加
※シンガポール証券取引市場での株主には、継続保有期間に応じたQUOカード同等額のシンガポール国内で利用できる商品券を追加

FPパートナー[7388] (保険業)

注目ポイント

FPパートナーは、保険代理販売会社であり、訪問販売型の保険商品販売、ファイナンシャルプランニング提供、金融商品仲介業、銀行代理業を営んでいます。新規ビジネスとしてIFA事業に取り組んでおり、今後の発展について多角的な展開が期待できそうです。2020年にはauファイナンシャルHDと合弁会社を設立も行われています。

配当月は、11月、5月であり、配当利回りは3.12%、配当性向は52.4%です。配当利回り3%を越えている点は非常に優良といえます。一方で配当性向が52%であるため、これ以上の還元は今後の成長しだいと思われます。自己資本比率は66%と非常に高い水準といえます。

PER、PBRの値から現在は水準は割高であるため、銘柄の購入に関しては長期投資で考えていくと良いかもしれません。

FPパートナーでは株主優待が常設されており、100株から貰うことができます。しかも年2回3000年のQUOカードとのことですので、かなり魅力的な優待です。

11月という配当月としては銘柄が少ない中でもこの銘柄は配当、優待が優秀で今後の成長も見込まれる点で保有候補としては一考の余地はあります。

リスク要因

2024年6月11日にて東洋経済オンラインの記事において、ネガティブな報道があり、株価が急激に下落した経緯があります。現在の株価水準でこれ以上の下落リスクは低いと思われますが、今後の報道の進展には注意を払う必要があります。

しましまの銘柄分析

・配当月11、5月
・配当利回り 3.12%
・配当性向 52.4%
・自己資本比率 66.0%
・PER 16.2
・PBR 6.28
・理論株価:PER基準2,388円 PBR基準 2,349円

・株主優待
・権利確定月11月/5月
・QUOカード3,000円相当 100株以上

日本毛織[3201] (繊維製品)

注目ポイント

日本毛織は、国内トップクラスの毛織物メーカーであり、通称ニッケと呼ばれています。衣料繊維(衣料用素材、毛糸、毛織物、ハイブリッド素材)、人とみらい開発(商業施設、不動産開発)、生活流通、産業機材の4事業を展開してます。

配当月は、11月、5月の年2回となっています。配当利回りは2.81%、配当性向は30%となっています。配当利回りはやや物足りなさはあるものの、配当性向の値から安定的な配当が期待できそうです。自己資本比率は68%と財務は健全と言えます。有利子負債率を調べてみると、13%と非常に低く、倒産リスクはほぼないと考えます。。

PER、PBRの値から現在は水準は妥当な水準であると考えられるため、割高ではないことが窺えます。

日本毛織では株主優待も常設されており、100株からとなっています1年間保有しなければならないため、購入の際には注意が必要です。

11月銘柄の中では株価の安定感があり、急激な下落はなく保有しやすい銘柄と言えます。株主優待の長期保有や買い増しによる優待割引券の金額増加も検討できるため、長期保有で考えている方には特にオススメの銘柄と言えるでしょう。

リスク要因

現状、大きなリスクは見受けられないが、業績が安定した銘柄のため、急激な株価の上昇は望みにくい点には注意が必要。

しましまの銘柄分析

[銘柄情報]
・配当月11月
・配当利回り 2.81%
・配当性向 30.4%
・自己資本比率 68.1%
・PER 11.5
・PBR 0.74
・理論株価:PER基準1,280円 PBR基準 1,294円

[株主優待]
・1,000円相当のQUOカード 100株以上
※1年以上継続保有(5月・11月の株主名簿に連続3回以上記載)した株主のみに贈呈
・割引販売または優待割引券
自社グループ製品等(衣料品・寝装品等)割引販売 100株以上
※1年以上継続保有(5月・11月の株主名簿に連続3回以上記載)した株主のみに贈呈
※優待割引券はカタログ掲載品の購入、カタログ掲載施設(ゴルフ・テニス等)
・店舗・ニッケコルトンプラザ・ニッケパークタウン内専門店で利用可
優待割引券3,000円相当 1,000株以上
優待割引券5,000円相当 3,000株以上
優待割引券7,000円相当 5,000株以上
優待割引券15,000円相当 10,000株以上

4.まとめ

いかがだったでしょうか。今回は、11月に注目すべき銘柄5つ紹介しました。これらの企業はそれぞれ業種は異なりますが、今後も成長が期待できる企業ばかりです。株式投資にはリスクを伴いますが、しっかりと調査し、分散投資を心掛けることで、リスクを減らしながら利益を得ることができます。まずは、小額から始めながら経験を積んでいくことが大切です。

投資の世界は奥が深く、上手くいかないことも往々にしてありますが一歩ずつ学びながら、長期的に資産を増やしていきましょう!

しましまのブログが皆さんの一助となれば幸いです。

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