こんにちは!しましまです!
気が付けば2022年もあとわずかですね。来年はどんな年になるのか、株価の行方は如何に…
とはいっても小額投資家ができることは限られているので、やるべきことは変わりません。コツコツ積み立て下がっては買い、上がっては売りを繰り返す、、来年もそんな毎日を送る事でしょう。それが目標達成のための最短ルートなのですから。
さてさて、本題に移ります。今回紹介する銘柄は、積水ハウス[1928]です。
積水ハウス概要
積水ハウスは、高級戸建中心の住宅トップメーカーで有名ですね。企業についてはCMなどでよく耳にする方も多いのではないでしょうか。
積水ハウスのセグメントは請負型ビジネス(顧客が保有している土地に住宅を提供)、ストック型ビジネス(既存の住宅の資産価値の向上を図り、リフォームや賃貸経営をサポート)、開発型ビジネス(土地の取得といった投資を行い価値あるまちづくりを実施)、国際ビジネス(国内での事業を海外の住宅市場にも展開)からなっています。
セグメントをまとめると以下の通りになります。
・請負型(戸建鉄筋・木造住宅、賃貸住宅、建築・土木)
・ストック型(リフォーム、不動産フィー)
・開発型(分譲、マンション、都市再開発)
・国際の各ビジネス
銘柄分析~しましま評価~
配当月1、7月
◎配当利回り 4.46
◎配当性向 39.6
◎自己資本比率 52.6%
PER 9.0
PBR 0.95
理論株価:PER基準2,462円 PBR基準 2,490円
同業他社比較(2022/12/31 現在)
次に同業他社との比較についてです。まとめると以下の通りになります。
企業名 | 株価 | 配当利回り | 配当性向 | PER | PBR | 自己資本比率 | 配当月 |
積水ハウス[1928] | 2,335円 | 4.46% | 39.6% | 9.0 | 0.95 | 52.6% | 1.7月 |
大和ハウス[1925] | 3,039円 | 4.28% | 36.6% | 8.8 | 0.93 | 36.6% | 3.9月 |
タマホーム[1419] | 2,058円 | 5.18% | 44.2% | 8.8 | 2.52 | 29.4% | 5月 |
住友林業[1911] | 2,333円 | 5.36% | 17.5% | 4.7 | 0.72 | 37.7% | 6.12月 |
比較銘柄は、プライム企業である大和ハウス、タマホーム、住友林業となっています。今回は1月高配当銘柄として紹介しているため積水ハウスを取りあげていますが、表を見ていただいてもわかるように他もかなり優秀な銘柄と言えますね。
積水ハウスの配当利回りは3番目に高いということがわかりますね。1番は住友林業となっていますが、これは12月の権利落ちが関係していると思われ、実際はもう少し低くなると考えられます。PER、PBRは、妥当~やや割安といったところでしょう。現在の株価は割高ではないということが言えます。また、自己資本比率は、52.6%と高く、他社と比べても財務状況は安定していると思われます。
結論
積水ハウスは配当利回り4.46と1月配当銘柄の中でも非常に高い銘柄と言えます。また、配当性向が39.6%であるため、今後業績が落ちたとしても減配する可能性は低いと推測されます。また、自己資本比率は52.6%と同業他社と比べても高い値を示し財務状況も健全と言えます。
理論株価を見てみると、今の株価はやや割安と考えられますが、ここ最近は下がり傾向にあるようです。世界経済の景気後退や日銀の利上げといった問題が株価を押し下げているの要因かもしれません。懸念事項はあるとはいえ、好業績である銘柄ですので、長期保有としてポートフォリオに組み込んでもよいと著者は考えています。また、配当が1月、7月であるため、配当を分散したい方は検討しても良いかと思います。
おわりに
いかがだったでしょうか。今回は、1月高配当である積水ハウスについて紹介しました。建設業は全体的に配当利回りが高い銘柄が多く、どの銘柄にすればよいか迷われる方も多いと思います。配当利回りで見る以外にも、配当月で見る、同業他社と比べてみるといったことも購入する上での1つの基準として採用してみるのも良いかもしれません。
ちなみに、著者は積水ハウスの株を100株ほど購入しました(購入した瞬間下落しましたが笑)。今後上がってくれることを切実に願っています。
それでは、みなさん良いお年を!
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