こんにちは!しましまです!今日はしましま体験談③です。
その日、しましまは株式投資の恐ろしさを目の当たりにする。
初めて株を購入してから数ヵ月後のこと。資金があまりないしましまは、どうにか株で元手を増やすことを考えていた。しかし、調べても調べてもしましまが買える銘柄はなかった。
そんな時にたまたま見つけた銘柄が、忘れもしない“サハダイヤモンド“であった。当時の株価はなんと驚異の9円、完全なボロ株銘柄であり、上場廃止のリスクが極めて高い銘柄であった。
「サハ…?ロシアのダイヤモンドの企業?なんか凄そう!ちょっと(?)安いけど上がる可能性もあるよね!これにしよう!」
無知とはなんと恐ろしいことか。日々の学びがどれほど大切かわかる。
無知の極みとは、まさしく、しましまのことを言うのだろう。
これから株を始める方は、くれぐれも名前とノリで銘柄を買うのはやめましょう。
株を買う上で最も避けなくてはならないことは、赤字や無配ではなく、上場廃止になることである。こればかりは、避けなくてはならない。現代であれば、ちょっと調べれば上場廃止の兆候はいくらでも調べられる。資産を増やすためには、良い銘柄を探すことよりも、危ない銘柄には近づかないことのほうが大切なのである。
銘柄を探し、即購入。だが、購入したのはいいが、値動きは全くなく、見ていても何もおもしろくはなかったので、しましまは、銘柄について調べることも特にせず、そのまま放置していた。
ある日の暮れ方のこと。いつも通り、銘柄を探していると、ふとある情報がしましまの目に飛び込んだ。そこには、”サハダイヤモンド上場廃止”と書かれていた。
「上場廃止?まさか…」自分が持っている株が無価値になるなど想像もしていなかったしましまは、ただただ呆然としていた。しかし、現実とは無情である。その情報の後、サハダイヤモンドの株価のは下がり続け、最後には無価値となった。この時、しましまは株式投資の恐ろしさを身をもって知ったのだった。
数か月後、サハダイヤモンドは情報の通り、上場廃止し、しましまの買った株は、無事紙くずへと変わっていきましたとさ。(めでたしめでたし)。
この後、流石にしましまも反省し、少しだけ株について勉強するようになった。
これ以来、しましまは、より安全な銘柄を探すことを重視するようになり、それが現在のしましまの投資スタイルにも繋がっている。幸い、実際に失った金額もそれほど大きくはなかったので、これで株式投資をやめるまでには至らず、倒産リスクについて知るきっかけになったという点では、今では良い体験であったように思える(思い込んでいる)。
財務状況の確認は、自己資本比率を見ること。これが、しましまがはじめて覚えた株式投資の専門用語であった。財務状況って大切なんだねー。
しましまの知識が+1増えた。
しましまの株式投資は、相も変わらず前途多難であった。(続く)
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